OBじゃない工藤公康が中日監督に選ばれたウラ事情 「中日OBのカリスマ」の監督たちは優勝できず
2021年から今季までの6年間で平均順位が5.5位と12球団で最も低い中日ドラゴンズ。その再建を託されていた井上一樹監督が退任した。
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「監督自ら身を引くとは、正直思っていませんでした」
球団幹部が耳打ちする。
「今季も最下位争いに終始していましたから、早く辞めてほしかったですけど、8月には続投に意欲を示す発言もしていましたからね。3年契約の2年目ですし、こちらも諦めていたんです。それだけに、本人からの辞任申し出には、球団内にも驚きが広がりました」
電撃的な辞任ゆえ後継選びは出遅れたが、“本命”はいた。WBCで日本代表を率いた井端弘和氏(51)だ。選手として落合博満監督時代の黄金期を支えたOBで、知名度もある。ところが、
「昨年に就任した朝田憲祐球団本部長が“OBから後任を選ぶ”という従来路線に異を唱えたのです」(同)
落合氏以降、監督は高木守道、谷繁元信、森繁和、与田剛、立浪和義、井上の各氏が歴任した。森氏は選手ではなくコーチとしての在籍だが、こうした中日OBのカリスマたちが指揮を執っても優勝には届かなかった。この流れを断ち切ろうというわけだ。
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