『風、薫る』『豊臣兄弟!』にも登場した言葉「させていただく」は…“自分の意志なのに他人に責任転嫁する”日本衰退の象徴
歴史的描写で続けざまに「させていただきます」
先日、NHKのドラマを見ていて、違和感を覚える経験が二度続いた。ドラマの内容ではなく登場人物のセリフに関して、「この人物がこの場面で、そんな言い方するわけない!」と強く感じることが、別々の番組で連続したのである。しかも、それらはまったく同じ言葉だった。
まず、9月25日に放送された連続テレビ小説『風、薫る』の最終回でのこと。一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)のもとを、看護婦養成所で同期だった玉田多江(生田絵梨花)が訪ねてきた。直美が「派出(看護)の依頼?」と聞くと、「出版祝い。...


