都内で“白い毒キノコ”が大量発生! ペットの散歩で気をつけるべきことは? 「ドッグランに生えていることも」

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駒沢オリンピック公園でも“白い毒キノコ”が…

 都内最大級の駒沢オリンピック公園でも“白い毒キノコ”が見つかったという。近隣は大学も住宅地もあり、散歩する人も多い公園。間違って散歩中のペットが食べてしまうようなことはないのだろうか……。

 秋といえばキノコが旬の季節。しかし、このところ、公園や河川敷、誰もが訪れる身近な場所に“毒キノコ”が発生して問題になっている。

 大柄な白いキノコで、大きさは傘の直径が約5〜30センチメートル、柄の長さが約10〜25センチメートル。「オオシロカラカサタケ」と呼ばれるキノコで、東京では駒沢オリンピック公園や東京競馬場、多摩川河川敷、関西では京都の鴨川、大阪城公園など各地で確認され、当局が「さわらないで」と注意を喚起している。
 
 オオシロカラカサタケとは、どんなキノコなのか。毒物に詳しい日本薬史学会会長の船山信次氏が説明する。

「私は実際に採取したことはないのですが、この毒キノコはもともと外来種と言われています。文献によると、1937年に最初に東京の立川で見つかったとあります。キノコの場合、目に見えない胞子が服などについてきますから、海外から入ってくるものを防ぐのは難しいでしょう。オオシロカラカサタケは本来、熱帯から亜熱帯に分布するキノコでしたが、それが地球温暖化の影響もあってか、どんどん日本国内に広がっていったようです」

 オオシロカラカサタケが大量発生しているのは、今年の暑さと長雨が発生しやすい環境を作ったからだと言われている。触っても問題はないと言われているが、カラカサタケという食用キノコと似ているため、間違って食べてしまうと一大事だ。万が一、食べてしまった場合、どのような症状が出るのだろうか。

「一般的にキノコの毒に当たると、嘔吐したり下痢したりします。これは毒を体から出したいという体の基本的な反応です。このキノコも、嘔吐、下痢、それから悪寒、発熱といった消化器系の中毒症状を中心としていろいろと出るようですが、死に至るほどの毒ではないようです」

死に至る毒キノコも

 死なないとは言うものの、毒キノコは避けたいもの。ところが、オオシロカラカサタケに限らず、気をつけないといけない毒キノコが日本には意外に多い。

「日本国内には知られているだけで3000種類以上のキノコがあり、実際には1万以上あるとも言われています。そのうち、はっきりと毒キノコと分かっているものも200種類以上あります」

 200種もあれば、間違って触れてしまうかもしれない。都内の公園などでも見かけられる毒キノコで、たびたび注意が喚起されるのがカエンタケ。赤やオレンジ色をした棒状のキノコで、いかにも毒がありそうな風貌である。

「色が綺麗で、魅力的だから、ちょっと触ってみたくなります。私もその誘惑にかられましたが、絶対に触ってはダメです。その毒性は触れただけでも炎症を起こすレベルなんです」

 こちらは食べれば死亡することもある。

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