「批評の神様」に「人をいじめて何になるんですか」 石原慎太郎が憤った一言とは
石原慎太郎氏といえば、思い切った発言が波紋を呼ぶことが少なくなかった。ある人はそれに「暴言だ」と憤り、またある人は「よくぞ言った」と喝采を送る。そんなエピソードには事欠かない。
石原氏の自由な物言いは、大臣になってから、あるいは都知事になってから始まったものではない。まだ文壇の新参者だった頃から、目上の人に対しても思ったことを口にしていたようだ。
石原氏の残しておきたかった思い出を集めた『昭和の風雲児』には、「批評の神様」小林秀雄氏に食ってかかったエピソードが綴られている。...

