【社長の言い訳メッセージ入手】 金なら払えん! 東証上場なのに給料が遅れ続ける異常事態続く「海帆」
株価は90%以上の下落
著名な個人投資家らの情報発信を受け、仕手銘柄として大きな注目を集めた東証グロース市場上場の「海帆(かいはん)」(本社:名古屋市)。居酒屋チェーンの展開に加えて再生可能エネルギー事業や太陽光発電などに乗り出したことなどで株価は上昇し、一時1400円を超えたが、現在はそこから90%以上の下落で推移している。そんな会社に「給与の未払い」問題が発生しているという。
【社長の言い訳メッセージ】15通 「皆さまへの申し訳なさでいっぱいでございます」…それでも遅配は続いて
「上場会社で給料の遅配が発生し、ついには何か月も未払いの状態になっている」――。同族経営などの小規模な会社ならまだしも上場会社において耳を疑うような異常事態が発生していた。
賃金未払いの問題が起きているのは、東証グロース市場に上場している「海帆」(本社:名古屋市)だ。創業は2003年。全国で居酒屋などの飲食店を展開するとともに、近年は再生可能エネルギー事業や太陽光発電なども手掛けるようになっている。株価は一時1400円を超えていたが、資金繰りの悪化が度々囁かれていることもあってか、現在は40円台に低迷している。
異変が起き始めたのはクリスマスイブ
HPなどよると、今年3月時点で社員約80人のほか店舗のアルバイトも計100人ほどが雇用されていたというが、昨年末から給料の遅配が何度も生じ、6月からは支給がほぼストップしているとされる。社員の1人が、次のように憤る。
「去年の年末くらいから、給料日に振り込みがされないということが度々起きていました。会社からはいったん支払いを約束しながら、何度も延期する内容のメッセージが届くようになり、一体どうなっているのかと皆不安になっている状態でしたね。それでも、何とか遅れてでも支払われていたのですが、現在はついに止まってしまっている状態です。経営陣からは明確な説明もなく、最近はさすがにもうやってられないと離職者も相次いでいます」
同社の守田直貴社長から社内ツールによって社員やアルバイトなどに送られた多数のメッセージを確認すると、異変が起き始めたのは2025年の暮れも押し迫った時期だったようだ。12月24日付のメッセージには、次のように書かれている。※メッセージは一部略(以下同)。
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