【社長の言い訳メッセージ入手】 金なら払えん! 東証上場なのに給料が遅れ続ける異常事態続く「海帆」
第三者割当による新株予約権の発行
「支給スケジュールの管理の徹底」などと謳っているが、そもそもの疑問は会社に人件費を支払う資金が何故ないのか、財務状況はどうなっているのかという点だろう。が、案の定、そのあたりについてのはっきりした説明はなされなかったという。
「給料が遅れてすみませんという話ばかりで、根本的になぜ会社にお金がないのか、上層部は一切教えてくれませんでした。何を問い合わせても、『とにかくもうちょっと待ってくれ』と言うばかりで……。現場の社員やアルバイト同士は仲がいいですし、それなりに一生懸命に仕事してきたので愛着もあって、できれば辞めたくはないと思って我慢していました」(従業員)
その後、経営陣は第三者割当による新株予約権の発行などでまとまった資金を調達すると表明し、財務状況の改善につながると思われたが、結局は上手くいかなかったようだ。
6月になると何度も給料支給日を変更し、いよいよ追い詰められていく様子が文面にもにじみ出るようになる。6月15日支給予定の給料が支払われず、2日後の6月17日になって送られたメッセージには、次のように書かれていた。
資金確保に向けた最終調整を
《先般、2026年6月15日支給予定の給与につきまして、支給日の変更をご案内しておりましたが、予定しておりました資金の手当てが完了せず、現在も対応を継続しております。度重なる支給日の変更により、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます。資金確保に向けた最終調整を進めており、給与につきましては6月25日までに支給する予定でございます》
10日遅れではあるが6月25日までに支給するという。しかし、支給予定の前日である24日になると、もはや想定通りと言うべきか、この約束は反故(ほご)にされるのだった。
《6月17日付のご案内において、「2026年6月25日までに支給予定」とお知らせしておりました。しかしながら、給与支給に必要な資金につきましては6月25日に入金される予定であることから、当社は当該資金の入金を確認後、同日中に給与の振込手続きを実施いたします。このため、前回ご案内いたしました支給予定日を変更し、2026年6月26日に給与を支給させていただく予定です》
会社に資金が入るのが25日だから実際に従業員の口座に振り込まれるのは26日になるという言い訳である。が、その予定も会社の思惑通りには行かなかった。6月26日のメッセージは次の通りだ。
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