『豊臣兄弟!』関白に上り詰めた秀吉は「もう一人の弟」の首をはねたのか――宣教師が記した、天下人の残酷な素顔

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自分の庶民性を必死に消そうとした

 羽柴秀吉(池松壮亮)が、ついに権力の頂点である関白に上り詰めた。関白になれるのは原則として、藤原氏の嫡流である五摂家、すなわち近衛家、九条家、二条家、一条家、鷹司家の出身者にかぎられていた。そこで秀吉は、元関白の近衛前久(前野朋哉)の養子になることで藤原姓を獲得し、ついに関白職に就いた。NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の第36回「姫若子と鬼若子」(9月20日放送)。

 尾張(愛知県西部)の百姓のせがれが、成人した天皇を補佐して政務にあたる関白になった――という日本史上の一大事。...

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