捜査幹部から「この秋は忙しくなる…」と声が漏れる一方で…「蔵内前議長」を待ち構える第三者委と県警の“限界” 証拠固めだけでなく時効の問題も
蔵内王国の崩壊
福岡県議の高額な海外視察問題を巡っては、タイにおける「タイタニックごっこ」といった写真も出回ったばかり。「公費ですか? 皆、楽しそうですね」などと批判が殺到しており、多くの人が腹立たしいと思っているのではないか。
蔵内がネパールから帰国した際、県庁で記者団に「ネパールは天国だった」と発言したことや、記者会見で県議会の「海外活動」を「海外旅行」と言い間違えたことも物議を醸し、批判が相次いだ。
もう、「蔵内王国」は崩壊したのである。それでも吉松県議によると、蔵内後任の新議長は、蔵内を尊敬していると話していたという。蔵内が辞任しても県議会の自民会派はそう簡単に変わりそうにない気もする。蔵内は議員を辞めても院政を敷くのではないかと懸念する声があると、吉松は指摘していた。が、さすがにそれはないだろう。
来春の統一地方選、福岡県議選では、日本維新の会、国民民主党、参政党などが続々候補者を送り込んでくる。38議席の自民議席は半減するのではないかと予測する向きもある。全国注目の福岡県で何が起きるか、引き続き注視したい。
実は危機感が強かった自民党の若手県議の一部は、議長に対する「辞職勧告決議案」の採決に際し、造反して賛成に回る準備を進めていたという。
なぜ身の潔白を主張し、続投に意欲的だった蔵内氏は辞職に追い込まれたのか。
前編【福岡県議会のドン「蔵内前議長」の唐突な議員辞職に“党本部の介入”はあったか…ベテラン政治記者は「沖縄県知事選を前に“判断”が下された可能性も」】では、自民党本部が福岡に“介入”した可能性など、蔵内氏の辞任を巡る駆け引きについて詳細に報じている──。
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