「子供の教育資金500万円を失い借金200万円」アミューズメントカジノでギャンブル依存症が再発 50代会社員を救った「老いた母の涙」

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オンラインカジノへの誘導

 ちょうどその頃に結婚してまもなく子どもも誕生。しばらく仕事と家庭も順調に回っていたが、40歳を過ぎた頃、ギャンブル熱が再燃することに。きっかけは飲み会後、会社の人間に連れて行ってもらった「金品を賭けない」アミューズメントカジノバーだった。

「店に入ってみると、2~3台のポーカーテーブルが並び、その中央で美人ディーラーがトランプを配っている。本物のカジノ空間が演出されていました。そこで初めてポーカーを覚えたんです。実際やってみると、麻雀よりも競技性があり、頭脳ゲームを趣味として楽しめると思った」

 通い始めた頃は、文字通り金を賭けないゲームセンターのような場所だったという。

「夜な夜な20人くらいの愛好家が集まって、終電近くまでトーナメントをやるのですが、プライズ(賞品)は国内で開催される大型トーナメント大会の出場権。国内大会に勝っても得られるのは海外のポーカー大会の出場権でした。みんなで和気あいあい、負けても勝った人に“おめでとう”と言える和やかな場だった」

 だが、しばらくすると次第にポーカーに金を賭けるようになっていた。始まりはオンラインカジノだった。

「2年くらい前までアミューズメントカジノは、客をオンラインカジノに『登録すれば無料で20ドル提供』などと誘導していたのです。最初は3ドルとか10ドルくらいをちこちこ賭けて楽しんでいたんですが、徐々に熱くなってしまい100ドル200ドルを一晩で賭けるようになってしまった」

韓国カジノでバカラ賭博

 やがて本場でも試してみたいと海外カジノにも行くように。

「海外カジノ業者と提携しているアミューズメントカジノ業者も多く、日本の店舗が本場カジノへの『ゲートウェイ』になっている。気づけば、韓国ソウルの空港近くにあるカジノでバカラテーブルに数十万円を賭けていた」

 そして、とうとうアミューズメントカジノ内も「賭博」に様変わりしてしまった。

 2年前、上述したデジタル通過「ウェブコイン」が業界で導入され、あちこちの店舗でプライズとして提供されるようになったからだった。ウェブコインは「国内外のポーカー大会の参加費やアミューズメントカジノ内で利用できるポイント」としてアプリに貯めたり、プレイヤー同士で送金もできるシステム。金品にはあたらないという触れ込みだったが、

「実際はウラで換金できるので、金を賭けているのと変わらない。ギャンブル性が一気に高まり、今まで一回数千円で済んだ遊びが時には数万円になることも頻繁になった」

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