「高市首相が追い出した」「いや林総務相が固辞した」 産経の”誤報”も飛び出た人事のウラ
保秘が徹底していた
主要閣僚の留任が報じられる中、17日の内閣改造で最も注目されていたのが「林芳正総務相が留任するか否か」だった。結果として入閣は見送られたわけだが、この間の水面下の動きについてお伝えする。
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昨年の自民党総裁選で高市早苗首相と争った4人のうち、小泉進次郎防衛相、小林鷹之政調会長、茂木敏充外相は早い段階から留任が報じられ、林氏の処遇が焦点になっていた。
そんな中、11~12日にかけて産経新聞が、「独自」とうたって《高市首相が林総務相に留任打診、近く受諾するか判断》、《内閣改造、林総務相が留任意向 高市首相が近く処遇判断 続投なら総裁選出にくく》と報じた。
「結果的に誤報になりましたが、そもそも今に至るまで高市氏は林氏の処遇について直接誰にも明かさなかったのではないかと見られています。それぐらい保秘が徹底して、確実な情報が漏れてくることはありませんでした」
と、産経ではないメディアの政治部デスク。
留任のオファーを出さなかった
「とはいえ、直前になって“高市官邸が林氏側に留任するか否かを確認した”“それを受けて林氏側は入閣を固辞した”といった情報が流れてきました。主に林氏側のリークで、高市氏側からはほとんど聞こえてきていません。本当のところはわからないですが、そもそも高市氏が林氏の意向をさぐりながらも、留任のオファーを出さなかったと個人的には見ています」(同)
仮に高市氏が林氏を閣外に追いやったとすれば、その理由はどういったものが考えられるのか。
「小泉氏、茂木氏の職掌や担務と違って継続性の重要度という意味ではそこまでではないからという風に表向きは語られていますが、高市氏にとって林氏は目障りな存在であることは間違いありません。高市氏にとって来年の総裁選を無投票もしくはそれに近い形で乗り切りたいとの算段がある中で、林氏を閣内に残すことのメリット・デメリットを勘案したうえで“出て行ってもらった方が良い”と判断したと見ています」(同)
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