「高市首相が追い出した」「いや林総務相が固辞した」 産経の”誤報”も飛び出た人事のウラ

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“総裁選に出ない”確約は

 林氏は17日、退任にあたって記者会見を行い「26道府県を訪問するなど、現場の実情や地域の課題の把握に努め、物価高に直面する国民や地域課題の解決に懸命に取り組む地方公共団体に対して一定の方向性を示すことができた」「立場は変わるが、今後も地域の声に耳を傾けつつ、地域の課題解決に資する取り組みに貢献したい。今後は一議員として何ができるのかをしっかり考えていきたい」などと述べたが、自身の人事をめぐる経緯などについては明言を避けた。

「林氏が今回の改造で閣内に留まっていたとしても来年の総裁選に出馬したのではないかとの見方はそれなりにありますね。“総裁選に出ない”という確約は取れませんから、高市氏としては疑心暗鬼の中、それならば“出てもらおう”という判断になったとしても不思議ではないですね」(同)

 解体されたとはいえ林氏が基盤とする旧岸田派は完全消滅したわけではない。その名の通り岸田文雄元首相がそれなりに求心力を保っている。これは一見、林氏にとって心強い材料のようだが、実際にはもう少し話は複雑だ。

「岸田氏は林氏が旧派閥内でも実権を握ることに嫌悪感があるとされています。仮に林氏がそこを押さえられたとしても40人程度であり、高市氏はそこまで脅威に感じていないことも事実です」(同)

 最終的に高市首相には、林氏は総裁選を争う強力なライバルにはならないとの計算が働き、“排除の論理”に傾いたようだ。

デイリー新潮編集部

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