「まとめ買いは損」「今すぐ格安スマホに」 節約のプロが教える物価高対策

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冷蔵庫の使い方

 ストックを大量に持つと、どこにしまったか忘れて重複買いが起きる。逆に「ないと思って買ったら実はあった」という事態も起きます。さらに問題なのは、ストックがたくさんあると「まだあるから大丈夫」と感じて、大事に使おうという意識が薄れることです。シャンプーでも洗剤でも、ストックが山ほどあると多めに使ってしまいがちになりませんか。逆に言えば、ストックを必要最小限に絞るだけで、自然と「使い切る」習慣が身に付いていくのです。

 冷蔵庫の中も同じ発想で整理できます。残り野菜や少しだけ余った食材は、「使い切り専用」のコーナーを冷蔵庫内に作ってまとめておく。今日の献立を考える時は、まずそこを見て何が残っているかを確認し、あるものを使い切ることを優先して副菜を一品作る。それだけで食品ロスは大幅に減ります。冷蔵庫を「食材を保管する場所」ではなく「使い切るための管理ボード」として使うイメージです。

野菜売り場を素通り

 次に買い物のやり方も変えましょう。スーパーに入ったら、野菜売り場を素通りしてください。まず向かうべきは、肉・魚売り場です。献立を組み立てる順番と、スーパーの店内を回る順番を一致させるためです。今夜の夕食を考える時、最初にメインを決めますよね。豚肉にするか、魚にするか。そのメインが決まって初めて、付け合わせや副菜が頭の中に浮かんでくる。だからスーパーでも、まずメインとなる肉や魚を選んでから、野菜売り場に戻るのが正しい順番なのです。スーパーで野菜売り場が入り口近くにあるのは「不要なものを買わせる構造」だと思ってください。

 献立の決め方も見直す必要があります。家で先に献立を決めてからスーパーへ行くと、今日は高くても、その食材を買わなければならなくなる。これが食費を押し上げる原因の一つです。スーパーに行って、その日に安く売っているもの、鮮度のいいものを見てから献立を考えるようにする。この順番に変えるだけで、支出はぐっと抑えられます。

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