韓国メディアは「日本人審判も“接待”を受けていた」と論点をずらし…衝撃の韓国サッカー協会「レフェリーに性接待」疑惑 専門家は「ソウル五輪招致の頃から行われていた」
韓国サッカー界が大揺れだ。北中米W杯のグループリーグで敗退した洪明甫(ホン・ミョンボ)前監督に対する国を挙げてのバッシングに続いて、今度は韓国サッカー協会が外国人審判員に性的な接待を行っていたという疑惑が飛び出したのだ。
***
【写真を見る】韓国スポーツ女子、美人すぎる「神7」……水泳、新体操、ビリヤード、格闘技
協会の法人カードで支払い
韓国メディアの報道では、2011年から12年にかけて同国内で開催されたブラジルW杯アジア3次予選やロンドン五輪の予選など計7試合で、約10人の審判員に対して性接待が行われ、その費用が韓国サッカー協会の法人カードで支払われたという。その結果、これら7試合で韓国は負けなしだったというのだ。
なぜ今頃になってこのような疑惑が持ち上がっているのか。「コリア・レポート」編集長の辺真一氏に聞いた。
「7月30日に洪前監督の選任過程などを巡って国会で聴聞会が開かれましたが、そこで法人カードの不正使用の疑惑も取り沙汰されました。聴聞会はもちろん洪前監督などに対する疑惑の追及が目的でしたが、8月6日に警察が韓国サッカー協会に対して家宅捜索を行い、この時、文化体育観光部による10年前の監査で性接待が確認されていたという報告書が見つかったと聞きます。それがメディアにリークされたのでしょう」
韓国のSNSにはさすがに、「韓国の恥」といった書き込みが多いという。
「今はそういう風潮だからですよ。ひと昔前なら、そんなことを言う雰囲気はほとんどありませんでした。韓国社会では、結果が非常に重要視されます。そのためなら何をやってもいいという風潮も強かった」(辺編集長)
少なくとも1980年代から、こうした接待は行われていたという。
日本への対抗心
「韓国社会では“日本と北朝鮮だけには負けられない”という対抗心が強いんです。そのため1988年の五輪招致の際にはソウルが立候補し、最有力候補だった名古屋に対抗しました。日本に2度目の五輪を開催させてはならない、ソウルで開催できれば北朝鮮よりも上になる――と政財界を挙げて誘致に励んだのです。各国のIOC(国際オリンピック委員会)委員に、ロビー活動はもちろん接待も行いました。あるアフリカ系の委員は、土産つきのソウル旅行とキーセン(妓生)接待があったことを口にしていたほどです。そのおかげもあったのでしょうか、圧倒的に有利だった名古屋に勝ったのです」(辺編集長)
2002年に日韓共同開催で行われたW杯もそうだった。
「目的のひとつに、日本での単独開催の阻止があったのは間違いありません。韓国サッカー協会の会長で、当時、FIFA(国際サッカー連盟)の副会長でもあった鄭夢準(チョン・モンジュン)氏が、W杯招致に名乗りを上げた日本に対抗したんです。私は彼にインタビューし、直接聞いています。『日本はサッカーでは後進国だ。先進国の韓国よりも先駆けてW杯を誘致することは許さない』とライバル心を露わにしていました。結局、FIFAの次期会長選に乗じてロビー活動を行い、アフリカ理事の票を押さえて共同開催に持ち込みました」(辺編集長)
ちなみに、鄭氏も洪前監督の選任過程の責任を問われ、協会の会長を辞任している。これで韓国サッカー界は良くなるのだろうか。
[1/2ページ]


