“大リーグボール養成ギプス”も“星飛雄馬の燃える瞳”もマンガ家・川崎のぼる氏の“創造”だった! “「巨人の星」は梶原一騎の原作をそのまま描いただけ”という誤解を一蹴する評伝『劇画の巨星 川崎のぼる伝』の凄み
川崎のぼるファンだけでなく、昭和マンガ・ファンにもたまらない書籍である。『劇画の巨星 川崎のぼる伝』(読売新聞西部本社文化部/ホーム社発行、集英社発売)では、マンガ史に残る名作『巨人の星』を巡り、長く語り継がれてきた“誤解”を、丁寧な取材で解き明かしている。執筆者や担当編集者に話を聞いた。(全2回の第2回)
1965年、「週刊少年マガジン」は、マンガ史にのこる“2大事件”に見舞われた。
ひとつは、拳銃不法所持で桑田次郎が逮捕されたことによる、『8マン』(原作・平井和正)の連載打ち切り。...

