本書を読まずして『巨人の星』を語るなかれ! 俗説を覆す決定版評伝『劇画の巨星 川崎のぼる伝』が登場――執筆者、編集者が語る熱い思いとは

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 1960年代後半に「週刊少年マガジン」(講談社)は発行部数100万部を突破、1970年には150万部に達している。

 そのけん引役となった2大連載といえば、『あしたのジョー』(ちばてつや画)と、『巨人の星』(川崎のぼる画)である。ともに梶原一騎の原作で(『あしたのジョー』は高森朝雄名義)、当時の少年たちを熱狂させた。

 この2大連載に対し、世間には、長年、こんな見方が蔓延していた――「『あしたのジョー』は、ちばてつやが梶原一騎の原作を咀嚼し、ちばワールドに変容させた。...

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