ネトフリ配信が話題の「火垂るの墓」 公開当時「となりのトトロ」と2本立てとなった「事情」とは
映画公開から38年。野坂昭如原作、高畑勲監督によるスタジオジブリ制作の「火垂るの墓」(1988年)が、7月15日からNetflixで配信されている。この機会に、本作が作られた時代と、その後の映画に与えた影響を振り返ってみよう。(映画ライター・金澤誠)
「火垂るの墓」は、作家・野坂昭如が実体験を基に書いた小説で、兵庫県神戸市や西宮市を舞台に、14歳の清太と4歳の節子の兄妹が、第二次世界大戦の終戦前後の混乱期を、二人だけで生き抜こうとするが、それが叶わず死んでいく物語である。...
