「露出」「セクシー」…昭和のグラビア観を超えて 56歳・浅香唯が32年ぶり写真集で見せた素顔
昨年、40周年にはベスト盤
歌手で俳優の浅香唯(56)が精力的に活動を続けている。昨年の40周年には、ベスト盤のリリースや自身初のドラム演奏を披露した記念コンサートを開催した。今年は、7月29日に32年ぶりの写真集『浅香唯 40周年Next キセキ 軌跡×奇跡』(徳間書店)を発売する。(全2回の第1回)【福嶋剛/ライター】
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【写真】「奇跡の56歳」写真集カット…妖艶な限界ショット。ミニ丈姿でスラリ美脚も
32年ぶりに写真集を出すことになりました。
「この年齢になって写真集?」って、きっと驚かれた方も多いですよね。実は、一番びっくりしたのは私自身なんです(笑)。
私たち昭和世代って、「グラビア」と聞くと、どうしても「露出」とか「セクシー」とか、そんなイメージが浮かんでしまうじゃないですか。だから最初にお話をいただいた時は、「本当に私でいいんですか?」という気持ちのほうが大きかったんです。
きっかけは、プロデューサーの小栗香織さんとの再会でした。
昨年、デビュー40周年のタイミングで久しぶりにお会いして、12年ぶりにファッション誌のグラビアを撮っていただいたんです。
小栗さんは90年代からグラビアアイドルや俳優として活躍されて、今はたくさんの写真集をプロデュースされている方なんですが、その時の撮影が本当に楽しくて。「またご一緒できたらいいですね」なんてお話ししていたことが、今回の写真集につながりました。
そういえば、“露出”ということでいえば、6年ほど前にライザップのCMにも出演させていただきました。あの時は、50代になった自分を少しでも好きになりたくて飛び込んだ、本当に思い切った挑戦だったんです。
年齢を重ねると、みなさんもきっとそうだと思うんですけど、少しでも元気でいたいとか、前向きでいたいとか、それぞれにいろんなことを頑張りながら毎日を過ごしているじゃないですか。でもその一方で、どうしたって抗えないこともあるんですよね。「これも今の自分なんだな」って受け入れなくちゃいけない瞬間もあって。
私も50代後半になって、体力も気力も少しずつ変わっていく自分を見ながら、「仕方ないのかな」と思ったり、「もう無理をしなくてもいいのかな」なんて思ったり(笑)。そんなふうに、少し後ろ向きになっていた時期もありました。
でも、昨年のグラビアでは、思い切ってそんな自分のままで撮影に臨んでみたんです。そうしたら、ファンのみなさんや関係者のみなさんが本当に温かい言葉をかけてくださって、想像以上に大きな反響もいただきました。それがすごくうれしくて。
「もっと自分を否定しなくていいんだ」「もっと自分のことを大切にしてあげてもいいんだ」って、少しずつ思えるようになったんです。
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