巨人打線は「つながり」に欠ける…打順の組み方の基準がわからない リチャードは“繊細な場面”に向かない、なぜ丸を使わないのか【柴田勲のコラム】
なぜ丸を使わないのか
ここで1点が入るか入らないかでは以後の戦いで全然違ってくる。
いまの巨人の打線の組み方だが、なにを基準にしているかわからない。不振とまではいかないものの、点が取れそうで取れない。つながりに欠ける。
攻撃的な布陣ということなら三塁・門脇、遊撃・泉口友汰、二塁・浦田俊輔でいいし、もしくは岸田行倫を捕手で起用したら、一塁・大城卓三、三塁はボビー・ダルベックでもいい。
DeNA3連戦、巨人はリチャードを第1戦からスタメンで使ったがあの打席まで無安打3三振だった。別にリチャードを責めるつもりはない。意外性の一発の魅力を持ってはいるがここまで1本塁打で打率は1割を切っている(13日現在 .067)。起用にはどうしても首を傾げてしまう。
第一、なぜ丸を使わないのか。故障しているとも聞いていない。丸が打順に名を連ねているだけで相手は嫌がる。こんなことも考えるべきだ。
大勢は故障の理由を反省せよ
大勢が右ヒジの張りを訴えて出場選手登録を抹消された。この機会になぜ故障したのか反省する必要がある。
制球力のいい投手にひじ痛や肩痛はこない。大勢は何度か指摘しているけど、エイやっとばかりに力で押す。現在は上半身7下半身3の力で投げている。
これではヒジや肩に負担がかかる。もっと下半身を使う必要がある。上半身3下半身7を理想にし、最低でも5:5にした方がいい。
戸郷翔征も上体で投げているように見えるが意外と下半身をうまく使っている。田中瑛斗、井上、ライデル・マルティネスもそうだ。
このへんのことを意識しないとまたやってしまう怖れがある。
浦田がいまの巨人には欠かせない選手になった(打率は2割7分2厘で5位、盗塁数22はヤクルト・岩田幸宏の23に次いで2位)。小さい体だが持って生まれた身体能力の高さがあるのだろう。
守備範囲が広いし上手だ。打撃もよくなってきたが、彼はインパクトの時、手よりもヘッドが上になっている。どんな球にも対応できる。当てるのがうまいのもわかる。
山崎伊織の今季初先発に期待
巨人は14日からヤクルト(神宮)、中日、広島(東京ドーム)と続く9連戦だ。
14日は右肩の不調で出遅れた山崎伊織が今季初先発する。286日ぶりだ。現在、戸郷が左太もも裏の肉離れで故障班に合流中だ。山崎には大いに期待したいところだ。
9連戦が終わってみたら阪神に3ゲーム差をつけられていた。こんなことにならないよう一丸となって戦ってもらいたい。
(記録は13日現在)
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