「維新はずし」の密談か 麻生氏がバランスを取ろうとする「政権支持率」と「国民民主との相思相愛」

国内 政治

  • ブックマーク

麻生氏のかねての持論は

 6月25日夜、自民党と国民民主党の幹部同士が都内で会合を行った。出席者はいずれも会合の中身を口にしておらず、なかなか詳細は見えてこないが、それゆえ余計に永田町内で憶測を呼んでいる。

 会合には自民党は麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長、萩生田光一幹事長代行ら、国民民主からは玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長、古川元久代表代行らが参加した。

「会合の詳細はなかなか伝わってきませんが、メンバーから判断するとアンチ日本維新の会であり維新はずしがテーマである可能性が高いということになりますね」

 と、政治部デスク。

「麻生氏のかねての持論は自民と国民民主との連立。そこに維新は入っていません。麻生氏からすればようやく昨秋に連立から公明を追い出し、というか公明が出て行ってついに国民民主と一緒にやれそうだとなったところでうまく行かず……で、宿願が棚上げされている状況なのです」(同)

麻生氏のスタンスとは

 国会は終盤を迎え、維新は衆院議員定数削減法案と副首都設置法案の今国会での成立を譲らない構えだ。2法案の今国会成立は、自維連立と高市政権成立のための絶対条件だったためだ。強引な審議の進め方もあり、野党は猛反発している。

「高市早苗首相は維新との関係をむげにはできず、2法案の今国会成立のために汗をかくように国対側に指示しているわけですが、その動きは国民民主にとっても好ましいものではありません。国民民主側は表向きには“根回し不足だ”と維新をけん制する程度にとどめていますが、本音ではそれ以上の不満を抱いているのは間違いない。会合でもそういった点について話し合ったと考えるのが自然でしょう」(同)

 麻生氏はどういったスタンスだったのだろうか。

「麻生氏は自身が後ろ盾となって誕生した高市政権が高支持率を維持していることに、一定の満足感を示したとされています。加えて皇室典範の改正を今国会でぜひともやり遂げなければならないということも強調したようです」(同)

次ページ:維新のアピールポイントをつぶす

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。