「体罰は絶対に許せません!」という人が目を背ける「2024年に校内暴力が過去最多」を更新した現実…崇高な理念だけで子どもは守れるか
「体罰」の是非は論じられない
軍隊をなくしてしまえば平和が訪れる――そんな考え方を唱える人は、厳しい国際情勢の現在、さすがに見当たらなくなったが、かつては「非武装中立」を真面目に訴える政党も日本国内には存在していた。
一方で家庭や学校における「力」の存在が徹底的に否定されるようになって久しい。ビンタやゲンコツが日常茶飯事だった時代を知る世代にとって、阿部慎之助前巨人軍監督への厳しい非難はちょっとした驚きだったかもしれない。
実際には、現代において親や教師による「力」の行使はもはや絶対的なタブーとなっている。...

