「高市政権の火種は高市首相自身」 中傷動画問題で官邸からあがる厳しい指摘

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暴落したサナエトークンとの関係

 松井氏が発行に関与したサナエトークンは、高市氏による「関与否定コメント」を受けて暴落し、松井氏は購入者に返金・補償を余儀なくされたという。

「サナエトークン発行に際して木下秘書とどのようなやり取りがあったのか、松井氏の思惑はどういうものだったのか、についてある程度明らかになれば見える景色も変わってくるとは思いますが……」(同)

 ところで、中傷動画を作成された側の小泉氏はどんな思いでいるのだろうか。

「最初の記事が出る前に木原稔官房長官から直接説明を受けたそうです。特に驚いたりうろたえたりしたとは聞いていません。冷静だったのは、牧島かれん衆院議員のことがあったせいかもしれませんね」(同)

「牧島かれん衆院議員のこと」とは、2025年10月投開票の自民党総裁選で、小泉陣営で総務・広報班長を担当していた牧島氏の事務所が「小泉氏を称賛して他候補を批判するようなコメントの書き込みを依頼するメールを送っていたこと」が判明したことを指す。

官邸の見方とは

 牧島氏は担務の辞任を余儀なくされ、小泉氏の総裁選落選の最大の要因とされた。しかし程度の差こそあれ、小泉陣営もまた、SNSを「活用」していたがゆえに、高市氏を一方的に非難するわけにはいかなかったということのようだ。

 では、官邸はここまでの動きをどう見ているのか。

「これ以上の告発などがあり得るのかという点にはもちろん注目しています。なければ徐々に収まるのではないかとの声も聞かれます。2024年9月の総裁選で高市陣営は全国の党員・党友ら約30万人に高市氏の政策リーフレットを郵送したことでルール違反だとの批判や注意を受けたことがありましたが、木下秘書はその主導者だったとされています。“決して悪意はないがボスのためなら……との思いが募ってボスに丁寧に説明せず突っ走ってしまって結果的にグレーな動きをしがち”との指摘もありました。今回の中傷動画もそういった木下秘書のキャラクターによるものだとの見方はあります」(同)

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