時価総額45兆円でトヨタを抜いた! 半導体メモリ「キオクシア」の株価が急上昇中の理由 「ストックオプションを付与された社員は7.7億円の含み益」
「性能がほどほどで、なおかつ価格が安い」
そこで目を付けられたのがNANDだった。半導体ビジネスに詳しい早稲田大学大学院経営管理研究科教授の長内厚氏の話。
「キオクシアの主力製品であるNANDは、もともと東芝時代に舛岡富士雄・現東北大学名誉教授が開発したものです。舛岡氏には営業職時代に培った“性能が良くても高くては売れない”との知見を生かしてNANDを開発したという逸話があります。実際、NANDは性能がほどほどで、なおかつ価格が安いという特徴がウケて、現在の市場でも受け入れられています」
先の広報担当もこう言う。
「NANDは記憶を呼び起こすスピードなどは遅いものの、記憶できる容量自体は多い。昨年の秋ごろからNANDとDRAMを組み合わせた方が効率的だという話が広まり、需要が一気に高まりました」
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