トランプ大統領が「くら寿司」に“1億円超え投資” 専門家が「お目が高い」と評価するワケ

国際

  • ブックマーク

政治的スタンス

 もう一つ質問。日本の回転寿司はスシローやかっぱ寿司などのライバルがいる。その中で、くら寿司が選ばれた理由とは。

「例えばスシローも海外展開していますが、中国での出店が目立ちます。一方のくら寿司はアメリカと台湾がメイン。トランプ氏にすれば日本と台湾は同盟・友好関係にあるので投資しやすい。将来、台湾が日中関係に大きな影響を与える可能性を考えれば、くら寿司を選択したトランプ氏の政治的スタンスも伝わってくるというものです」(田口氏)

 そのくら寿司によれば、アメリカではスパイシーソースと甘だれをかけたロール寿司に、揚げパン粉をトッピングした「ゴールデンクランチロール」が大人気だという。日本人からすれば、寿司といえるのか微妙な一品だが、所変われば品変わると見るべきか。

 最後に気になるのは、トランプ大統領が味を確かめるために来店したことがあるのか、である。

「確認できる範囲では、来店されていないと認識しております」(くら寿司広報部)

 くら寿司USAの株価は、現在54ドル(5月25日時点)。購入当日同株は60ドル台後半で推移していたので、トランプ大統領の持ち株は、少し“含み損”である。

週刊新潮 2026年6月4日号掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。