巨人・交流戦前の“1勝4敗”にガッカリ 「その場しのぎ打線」では阪神に勝てない…期待の星「浅野翔吾」はいまのままでは打てない【柴田勲のコラム】
巨人打線は根拠不明
昨晩の、阿部慎之助監督の長女への暴行疑いによる逮捕には驚いた。26日には球団に辞任を申し入れた。余波は続くかもしれない。今後の推移を見守りたい。
【写真】1994年5月18日「完全試合」を達成した巨人投手といえば?
その巨人は交流戦前のヤクルト、阪神との5試合を1勝4敗で負け越した。
22日からの阪神3連戦は今季初の同一カード3連敗、対戦でも5連敗を喫して首位・阪神とは4.5ゲーム差だ。この3連戦は勝てる気がしなかった。実力の差をまざまざと見せつけられた。ガッカリだった。
巨人はチャンスがあっても点が取れないが、阪神は取るべくして取っている。森下翔太、佐藤輝明、大山悠輔のクリーンアップは相変わらず強力だ。木浪聖也、高寺望夢も機能している。
巨人はこれまた相変わらずその場しのぎの打線を組んでいる。何度か言ってきたが根拠がよくわからない。
まあ、丸佳浩が23日の試合で9回に代打で出て安打を放った。すると翌日は今季2度目の1番起用となった。前の日に打ったから翌日も打つだろう……これが阿部慎之助監督の評価であり起用方針なのか。
阪神にすればトレイ・キャベッジ、ボビー・ダルベックの前に走者をためての一発を警戒すればいいだけのことだ。ソロアーチは怖くない。
このままでは次の対戦時も
そのキャベッジは第1戦で高橋遥人から7回に2ランを放ったが、大量得点差がついていた場面では遅い。
特に村上頌樹、才木浩人にはからっきしダメだった。才木には9連敗だ。2人とも球が速いし制球力が良く、巨人の打者たちは追い込まれてはいわゆる、クソボールを振らされていた。
しかもストライクからボール球ではなく、ボール球からボール球になるフォークを追いかけるシーンが目立った。
1ストライク目はえてして甘い球が来るが簡単に見逃していた。村上、才木のような投手と対戦する時は1ストライク目を積極的に振っていく姿勢が大事だ。
このままでは次の対戦時もやられる。
阪神・立石のスゴイところとは
阪神は近本光司がケガで戦線を離れているが、ここに来て将来性豊かな選手が出てきた。昨年のドラフト1位の立石正広内野手(創価大)だ。
デビューから5戦連続安打は球団新人では2リーグ制後初だという。巨人3連戦は14打数7安打で5打点、打率は5割だ。強烈な印象を残した。
ポテンシャルが高く、これから良くなるという感じが伝わってくる。スイングが速くボール球を振らない。ボールを迎えにいくのもいいし、長打力もありそうだ。第3戦では竹丸和幸から右中間席にプロ1号を放った。
右打者であそこまでに運べるのはパワーがある証拠だ。俊足とも聞く。総合力のある選手だと思う。大事に育てればいい選手になる。
[1/2ページ]


