トランプ大統領が「私はOKだよ」と発言するも…開幕まで1ヵ月切ったサッカーW杯、渦中の「イラン代表」は“アメリカでの1次リーグ”を戦うことができるか
トランプ大統領も「容認」に態度を変えた?
アメリカのトランプ大統領は、3月の時点ではイランの参加に否定的だった。イランの参加は、「生命や安全にとって適切ではない」と語り、4月22日には特使を通じて「イラン代表に代わってイタリア代表を出場させるようFIFAに要請した」と英国紙『FINANCIAL TIMES』が報じるなど、イラン代表を受け入れない姿勢を見せていた。
こうした発言に反発したイランは、FIFAに対して試合会場をアメリカからメキシコに変更するよう求めたが、FIFAは認めなかった。
こうした中、5月1日、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が「アメリカでのW杯にイランは出場する」と明言したことを記者に問われて、トランプはこれまでと違う反応をしたとのニュースも伝わってきた。TBS NEWS DIGによればトランプ大統領は、
「(FIFA会長の)ジョニーがそう言ったのなら、私はOKだよ」
と答えたというのだ。しかしまだ予断を許さない。12日の読売新聞はこう報じている。
「ルビオ国務長官は4月23日、『代表団のメンバーがイランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」と関係があれば、入国を拒否する可能性がある』と警告した。(中略)FIFAはイランの出場を保証する姿勢を崩していないが、トランプ政権の発言に対して目に見える措置も取っていない。5月20日にスイスで行うイラン側との協議で、出場に向けた調整を進める予定だ」
イラン代表はトルコのアンタルヤで合宿するなど、出場に向けて調整を続けている。「出場」が決まったとしても、イラン革命防衛隊(IRGC)で兵役を終えた選手やチーム・スタッフに問題なくビザが発給されるかどうかなど、様々な懸念が予想される。
イラン代表がロサンゼルスのフィールドに立てるかどうか。アメリカの観客はイラン代表をどんな態度で迎えるのか。目が離せない。




