「こんなに小さな弱い女が殺せるわけがないでしょう」…現職警察官を殺害したのは“小学校教員をしている妻”なのか? “取調室での号泣”に至る捜査の内幕

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 昭和27年5月10日に発覚した「荒川放水路バラバラ殺人事件」。被害者は現職の警察官で、妻は小学校の教員――猟奇的な事件であることに加え、被害者の職業にも注目が集まり、警視庁は慎重に捜査を進めることを余儀なくされる(全3回の第2回)。

 東京都足立区の荒川放水路で胴体部分が発見されてから6日後の昭和27年5月16日、西新井署特捜本部に朗報がもたらされる。胴体が漂着した場所から4キロ上流の鉄橋の下で、切り取られた上肢が発見されたのだ。すぐに鑑識課員が指紋を照合、5月7日から行方不明になっている志村署外勤係のA巡査(27)と一致した。...

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