転倒が相次ぐ「高輪ゲートウェイシティ」の“危なすぎる”大階段に行ってみたら…「これが危険な階段か!」すでに観光名所と化していた
大階段が観光名所になっている
ところで、実際に現地で大階段の写真を撮っていると、「ほらほら、これが有名な階段」「おお、怖っ!」などと、周りで笑いながら話す人たちが目についた。話を聞いてみると、「危ない階段だと話題になっていたので、見に来た」という。
滋賀県から東京観光に来たそうで、品川駅で新幹線を降り、隣の駅だというのでついでに寄ったらしい。高輪ゲートウェイシティの他の施設を見るつもりはなく、目当ては大階段なのだという。「これは落ちるわよねえ」と、楽しそうに写真を撮っていた。
このように、危険な大階段はちょっとした観光名所になってしまっているようだ。“日本一危ない大階段”などと称して観光資源化できそうな気もしたが、足を踏み外した人が過去にいたことを考えると、それは難しいかもしれない。
現在はチェーンが張られているものの、今後、改修が行われるのかどうか、対応に注目が集まる。今回の大階段騒動は、公共空間のデザインの在り方について、考える機会になりそうだ。
高輪ゲートウェイシティには「LiSH」という一種の研究拠点がある。ホームページを見ると、“100年先の心豊かなくらしのための実験場”と称し、スタートアップ企業などが多数入居しているそうだ。入居する企業のどこかが、“利用者が足を踏み外さない大階段”や“安心して利用できる理想の公共デザイン”を研究してほしいと願わずにいられない。



















