「維新」吉村代表がまたもや“四面楚歌” 驚きの発言に幹部は「いよいよなりふり構わず動き出した」

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“なんで市外の人間が決めんねん”

 日本維新の会で代表を務める吉村洋文大阪府知事(50)が、党内で孤立している。原因は3月末に自民党と合意した、副首都構想関連法案骨子案に関する発言だ。

 政治部デスクが解説する。

「今月1日、3回目の住民投票を実施したい吉村氏は動画サイトで、構想への賛否を問う住民投票に言及しました。“大阪市廃止と合わせて大阪都への名称変更を問う場合、府民全体による住民投票が可能になる”と、大阪市民だけでなく全ての府民が対象との考えを示したのです」

 その4日後、維新の大阪市議団は市民との対話集会「タウンミーティング」を開催した。参加した維新市議が後を引き取る。

「これに党内外から“なんで大阪市の存廃を市外の人間が決めんねん”と批判が出ているし、何より市民に説明がつかへん。ぶっちゃけて言えば、政令市の市議は数兆円の財政を扱える。その権限を府議に譲りたくありまへん。ほとんどの市議が“区議なんかになるのはイヤ”と反対しています」

「なりふり構わず動き出した」

 吉村氏と折り合いが悪いと伝わる、維新大阪府議団の一人はこんな見解だ。

「大阪市以外に住む府民にしてみれば、大阪市が廃止されようが別に困ることはありません。呼び名が府から都に変わることにも“別にええんちゃう?”という受け止め方でしょう」

 ただし、と語気を強めて、

「住民投票については、これまでも維新内に“府民全体を対象とする方が賛成を得やすい”とする考えがありました。それをせずにきたのは、直接的に影響を受ける大阪市民の感情へ配慮したから。2月に吉村が強行した府知事と市長の出直しダブル選挙もそうですが、率直に言って、いよいよ、なりふり構わず動き出したと受け止めています」

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