路上の“サックス女子高生”から名門ジャズクラブ満席へ ユッコ・ミラー、出待ち&直談判の突破力

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大阪の名門老舗ジャズクラブ「ミスターケリーズ」を満席に

 高校卒業後は、大阪に通うようになり、国内のプロサックス奏者にもレッスンを受けていた。その一人が、「アロージャズオーケストラ」のリードアルトサックス奏者で、現在はバンドリーダーも務める河田健だ。ユッコはその河田に競演のお誘いを受ける。

「『一緒にライブやろうよ』って河田さんに言ってもらえたんです。その場所が、大阪でもトップのジャズクラブだった『Mister Kelly's(ミスターケリーズ)』でした。私がリーダーライブをやったり、河田さんと師弟対決ライブをしたり。最初はライブを成功させなきゃと思い、近くの梅田のオフィスビルなどにチラシを配りに行きました。当時はまだ本名の大西由希子として活動していて、髪も茶髪でしたし、今みたいに知られてもいなかったですから」

 だがそんな“突撃営業”が奏功したか、ユッコが出演するライブは常に超満席に。当時のオーナーは、「こんな満席になるって凄いよ」とユッコを称え、その後、中元や歳暮などのギフトを贈ってくれるほどになった。客席の反応も好意的で、自信を深めたことで、2010年代に入ってから東京へ進出することを決めた。

 だが、これだけの実績を引っ提げても、「大阪とは違うから」と、東京のジャズクラブでは門前払い。東京進出は決して順風満帆ではなかった。

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 プロを目指して実際にプロ奏者となったユッコ・ミラー。第2回【サックス奏者なのに「SASUKE」「大食い選手権」へ…ユッコ・ミラーが“畑違いの番組”に出たワケ】では、畑違いとも思えるテレビ番組に挑んで名を広げた日々などについて語っている。

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