「ナチュラル」会長逮捕でも「メンバーには給料が支払われ、組織は平常運転」…マル暴刑事まで懐柔する「凶悪スカウト集団」を重罪に問えない事情とは

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「協力者はひとりではない」

 新宿・歌舞伎町を拠点に活動を始め、国内最大規模といわれるまでに膨張したトクリュウ型スカウト集団「ナチュラル」。そんな謎多き組織に、大きな動きがあった。今年1月、警視庁暴力団対策課は同集団の会長、小畑寛昭容疑者(41)を逃亡先の奄美大島で逮捕したのだ。

 組織の関係者に接触するなど入念な取材を続け、『捕食 欲望をカネに変えるトクリュウ型犯罪集団「ナチュラル」の闇』(講談社)をまとめあげた元NHK記者の清水將裕氏によると、いまや国内で性的なサービスを提供する店の約20%はナチュラルと取引をしているとまで言われ、年間に動くカネは100億円単位、1年間の収益は少なくみてもおよそ50億円にのぼるという。...

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