日本人の死因2位の「意外な病名」とは… 「最重要臓器」に効く五つの食品と運動法

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魔の時間帯

 私が暮らす東北地方では、冬に暖房をつけずに寝てしまうと朝方には室内であっても気温が0度近くになることがあり、この状況は心臓に大きな負担となります。また、自律神経が副交感神経優位(リラックス状態)から交感神経優位(興奮状態)に切り替わる明け方は、不整脈や血圧の上昇が起きやすく、心筋梗塞になることが最も多い時間帯です。この魔の時間帯に寒さは天敵です。光熱費がかさむとはいえ、命に関わる問題です。まだまだ寒い時期が続きますので、室温には十分に注意してください。

 残念ながら、欧米に比べると日本は心臓リハビリの認知・普及の面で遅れているのが実情です。鍛えつつ、同時にいたわる。ぜひ、ここまで紹介してきた心臓リハビリメソッドを試してください。最も重要な臓器である心臓の寿命の延伸、とどのつまり「長生き」にきっと役立つはずです。

上月正博(こうづきまさひろ)
東北大学名誉教授。1956年生まれ。東北大学医学部卒業。医学博士。日本心臓リハビリテーション学会名誉会員。専門は心臓や腎臓などの内部障害のリハビリテーション。東北大学大学院内部障害学分野教授、東北大学病院リハビリテーション部長などを歴任。『弱った心臓を元気にする方法』などの著書がある。

週刊新潮 2026年3月12日号掲載

特別読物「心疾患は日本人の死因2位 健康な人にも効く『心臓リハビリメソッド』」より

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