いまや「あ、バスの人!」と声を掛けられる太川陽介 「最も苦労したバス旅」明かす
「運転手さんに聞けなくなっちゃう」?
深谷市では現在、埼玉工大と連携して、コミュニティバス「くるリン」の一部を自動運転で運行している。その技術の進化や、自動運転を取り巻く環境の前進に太川も驚いたようだ。
「太川さんは映像を見ながら、『駐車している車両のよけ方がすごいですね』などと感心していました。『雨上がりの道にカエルが跳びはねていてもよけるんですか?』なんて質問しながら楽しんでいる様子でもありました」(同)
バーコード支払いができるバスや、スマートフォンなどに欠かせない充電用のUSBポートが付いたバスといった新たな利便性の向上にありがたみを覚える一方で、これからのバスの在り方についてもアイデアを出していたという。
「蛭子(能収)さんとバス旅を始めた当初の頃、山間の村で乗った始発のバスが、新聞を積んで途中の集落まで運んでいたという思い出話をされていました。そこから敷衍して物流にもバスが使えるんじゃないか、というような提案もなさっていましたね」
路線バスの減便は、運転手不足によるところも大きく、これからのバス路線の維持や復活に関しては自動運転バスへの期待も膨らむが、太川は一つだけ不安要素を指摘していたという。
「路線バスを乗り継ぐ際に、太川さんが運転手さんに『どこどこへ行くバスはありますか』『どのバスに乗れば早く行けますか』などと尋ねるのはおなじみの光景ですが、(運転手が不在のレベル4での)自動運転になると、『運転手さんに聞けなくなっちゃうよ』と冗談めかしながら、不安要素を口にされていましたね(笑)」
最も苦労したバス旅とは
太川が学ぶ形式の講義は約1時間半で終了。一区切りついた後に実施された、太川のバスにまつわる“独演会”はひときわ盛り上がったという。
「場内には太川さんへの応援メッセージを掲げる人や、バス旅に詳しいファンも大勢いたようですから、バス旅関連の話になり、会場中が大きく頷いたり笑ったりしていました」(同)
2007年以降のテレビやYouTubeも含めたバス旅関連の番組で、最も苦労したのは広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」の通過だったとも明かしたという。
「この話題になった際、太川さんが話し始める前に『しまなみでしょ?』と話していた会場のファンも多かったですね。太川さんは『8日間で100キロぐらい歩いた』と話していました。ルール上、高速バスは使えず、橋を降りてから、各島の町までの間を歩いて登ったり下りたりした様子を、ステージにある司会者台の高さを使いながら分かりやすく説明していました」
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