日本のドラマの主人公は「うぶ」「奥手」が鉄板だけど… 杉咲花主演『冬のなんかさ、春のなんかね』が“一味違う”ワケ
日本のドラマの主人公は基本的に「うぶ」で「おくて」で「恋愛下手」が多い。恋愛遍歴や交友関係は浅く狭く描かれるのが因習のようだ。恋多き人物は脇に追いやられるか、完全に色物扱い。特に女は。それなりにそこそこ経験した女をさげすむ社会は幼稚で、病理の根は深い。
なので、このドラマは新しいというか珍しい。いや、今頃というか、ようやくというか。ヒロインの恋愛遍歴を徐々にたどっていく「冬のなんかさ、春のなんかね」である。映像の単調さやヒロインの思わせぶりな言動など、いろいろな面で賛否両論の否の声が大きいようだが、私は賛の声を上げたい。...

