朝ドラ「ばけばけ」が描く「良いウソ」と「悪いウソ」 第100回の網騒動に込められた思い
欠かせなかったテーマ
朝ドラことNHK連続テレビ小説「ばけばけ」は終盤に入った。複数のテーマの中で大きなものは「ウソ」と「差別」。モデルを小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に決めた時点で、この2つをテーマにすることも確定していたのだろう。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】
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セツの著書『思い出の記』(1927年)などによると、ハーンは正直な人間を好み、讃えた。ウソを吐く人間を嫌った。また米国時代は差別に苦しめられたことが知られている。...
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