「生まれるのも死ぬのも自分では決められない、だから放っとくしかない」 90歳を迎える横尾忠則の“運命まかせ”な人生観
今年90歳になるけれど、まあ、よくここまで生きてこられたものと感心します。というのも幼児の頃、町医者から、この子は育たないかも知れないと言われていたそうです。実の母は乳がでなかったので、養母になった人が看護婦の経験があったらしく、粉乳を真綿に染みこませて、僕の口に流したと聞いたことがあります。貰った子供だけに必死に育てられたのかも知れません。
もともと虚弱体質だったせいか、病気になったりケガをしてよく学校を休んでいた記憶はありますが、大病を患ったことはありません。...

