「人見知りだった愛子さまの現在の特徴はユーモア」 直に接した人々が証言する、当意即妙な受け答えの数々

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「大きな特徴は、ユーモア」

 現在はご公務をこなしつつ、日本赤十字社の青少年・ボランティア課に、常勤嘱託職員として勤務されている。つげ氏によれば、愛子さまは幼少の折から、つらい立場の人に寄り添う姿勢をお持ちだったという。

「5歳のとき、皇太子ご一家(当時)でスケートの練習をしておられた際に、雅子さまがお疲れになり、リンクの脇でお休みになった。すると愛子さまは“大丈夫?”といったご様子で雅子さまの元へ行き、隣に座って寄り添われたそうです」(つげ氏)

 一方で、ご自身が短所として挙げられていた“人見知り”も、幼少時から発揮されていた。

 先の白滝さんが回想する。

「小学生の頃は、笑顔が少なかったこともありました。行く先々で記者などが大勢いて、びっくりなさったのだろうと思います。雅子さまの後ろに身をお隠しになることもありましたね。そういうとき、恥ずかしがる愛子さまの耳元で、雅子さまが何かささやかれる。そうすると、愛子さまはにっこりほほ笑まれるのですよ」

 しかし、そんなお姿も今は昔である。

「ご公務をこなされる愛子さまの大きな特徴に、ユーモアがあります」

 と、先のつげ氏。

「2年前の5月に、愛子さまは初の単独公務で国立公文書館を訪問されました。最後に館長から“またおいでください”と言われると、ジェスチャー付きで“シュッと来られます”と応じられた。実際に皇居からすぐ近くなのですが、儀礼的ではなく、本心だと伝わるお返事でした」(同)

「強い信頼で結ばれたご家族だと感じた」

 かくも当意即妙な応答には枚挙にいとまがなく、

「昨年3月に神奈川県である行事に出席された際には、愛子さまが到着される直前に雨が上がり、案内の方が“愛子さまが晴れさせてくれました”と言いました。それを受けて愛子さまは“この後はどうでしょう”とユーモラスに切り返され、その場は笑いに包まれました」(つげ氏)

 こうしたお言葉に天皇陛下を想起される向きは、かなりの皇室通である。

「天皇陛下が3年前、インドネシアを訪問されたとき、現地の学生が“アニメの『NARUTO』が好きです”と言うと、陛下は“私はナルヒトです”とおっしゃった。日頃からご家族でユーモアのある会話をされているのでしょう。愛子さまのユーモアは、ご両親をお手本に身に付けられたのだと思います」(同)

 ご家族の仲むつまじさは、園遊会の出席者にも伝わっている。昨春の園遊会で、両陛下、愛子さまと言葉を交わした、女子ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子氏が振り返る。

「もともと皇后さまも愛子さまもソフトボールがお好きで、運動神経が抜群だという愛子さまは東宮御所でソフトボールを楽しまれていたとのお話も耳にしていました。だから私はまず両陛下に“ノックしませんか?”と申し上げたんです。すると陛下は“雅子が上手に捕れるかと”とおっしゃいました」

 雅子さまは雅子さまで、

「“そしたら愛子のほうが”と。愛子さまのほうがお上手だという意味合いでした。それで私は愛子さまに“ぜひ一回ノックやりましょう”とお誘いしたんです。私の話を、愛子さまは愛情に溢れたほほ笑みで受け止めてくださいましたよ。陛下が雅子さまに振り、雅子さまが愛子さまに振る。強い信頼で結ばれた、仲の良いご家族だと感じました」

 後編では、愛子さまがラオスの人々を夢中にさせたエピソードや、1月の歌会始で見られたご心境の変化について詳報する。

週刊新潮 2026年2月19日号掲載

特集「人気の秘密を徹底取材 日本人を安堵させる愛子さまの人間力」より

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