3人の元大リーガーが語る、WBCのキーマンとは? “時価最高の選手”をそろえたアメリカに勝つ秘策

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強豪攻略のカギは

 マウンドに登らずとも“精神的支柱”の存在は大きいというのだ。さらにホワイトソックスで世界一に貢献した井口資仁氏も、

「ベネズエラ、ドミニカ、米国とも、戦力は前回をはるかに上回りますが、付け入るスキはあります。例えば準々決勝80球、それ以降は95球という球数制限ルール。苦手な投手を相手に、多投させて降板させる戦い方もあります」

 前出の川上氏と同じく、しぶとく球数を稼がせるのが有効だといい、

「井端監督は準々決勝以降、試合の前半は力で点を取りにいき、難しければ小技で得点するシフトに切り替えると思います。その際は俊足の周東佑京選手をどう起用するかが勝敗を左右するでしょうし、牧原大成、源田壮亮両選手も小技が巧み。スタメンでもいける近藤健介選手が終盤の切り札となるのは心強いし、成長著しい森下翔太選手を代打にするのもいい。米国戦では、接戦になればなるほど相手投手は大谷選手との勝負を避けるでしょうから、終盤の打者が勝敗のカギを握ることになります」(同)

 強打と小技のコンビネーションが肝要だというのだ。

週刊新潮 2026年2月12日号掲載

特集「WBCで大谷翔平は投手封印も…3人の元日本人大リーガーが直言 『侍ジャパンはこう戦え』」より

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