「杉田水脈」候補を「自民党の毒の凝縮物」と“口撃”…「れいわ」がピンチで「大石晃子」共同代表がますますカゲキ化している
維新は嘘つき
バックに流れる軽妙な音楽に乗って、まくしたてる。子連れの有権者が一緒に写真撮影したいと申し出る場面もあったが、支援者はまばら。報道陣の方が多いくらいだ。写真撮影を終え、再びマイクを手にすると自民党への攻撃がはじまる。
「高市総理が解散を言い出して、この解散自体はありえないものですよね。この解散でどのぐらい公金を使うかご存じでしょうか。855億円というんです。これって高市総理が12月ぐらいに言ってた議員定数の削減。今、政治の世界で一番やらなければいけないものは議員定数の削減だと言っていましたよね。でも議員定数の削減で浮く金は40億円ぐらいなんです、せいぜい。この解散一発で、議員定数の削減の20年分を優に超えるんですよ。おかしくないですか? おかしいんですよ。でも、高市早苗さんが算数ができないってわけじゃないんですよ。百も承知なんですよ。つまりは大ウソをついてるってわけです」
矛先は維新にも向く。
「(維新は)身を切る改革だ、身を切る改革だから議員定数の削減が一番大事だって言ってはったでしょ。でも、これ大ウソだったんですよ。実際に皆さん国保逃れってご存じですか? 実は国民健康保険料を脱法なスキームを使って逃れてたんですよね。ありえなくないですか。でも、ありえるんですよ。ウソつきだから」
有権者からは「そうだ!」との声も。しかし、肝心の聴衆は2~3人とごくわずかだ。
その後、消費減税を訴えたところで、時刻は選挙活動終了時刻の20時に。「大石晃子、比例はれいわ、あなたの一票をお願いします」と語って、この日の選挙活動を終えた。
もうヤケクソ
足を止めていた人数こそ少ないとは言え、この時彼女の前には不特定多数の相手がいた。だからこそ、批判のトーンをまだ抑えていたのか。この後、10名ほどの報道陣を前に「囲み取材」を始めると、先ほどの演説の興奮も手伝ってか、ボルテージは一段と上がった。
――比例でれいわに厳しい情勢だとされる。山本太郎代表がいなくなった影響が大きいのではないか。感じていることは?
「私たちの選挙にとってピンチというのは確かなんですけれど、今の情勢調査と出ている数字とそれを結びつけるつもりはありません。なぜなら情勢調査は、まだ決めてない人たちを除いた形での調査の1つです。前回の衆議院選挙も、山本太郎がいても似たようなものでしたから、その結果はいくらでも変わるものだと思っています」
――山本代表がいたらと思うことはある?
「まぁ……でも切り替えているんで思わないです。やり切るんだと。山本なしでやりきって、どうなるのか。それを見てみたいなと思っています。その結果は受け止めるということですね」
――共同代表として明日から他の選挙区に入るが、自身の選挙も十分にできず、負担が大きいのではないか。
「もうヤケクソですね。人間は捨て身になった時に誰かが支えてくれるものだし、だから少なくとも共同代表や幹部というのは自分の地元での当落も大切だけど、党全体で勝利していくんだという立場に立ちきっていく。その姿を見せていくことの方がずっとずっと重要なことだと思っています」
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