萩生田光一幹事長代行を絶対に落としたい野田佳彦共同代表の「秘策」とは 窮地の萩生田氏は「学会は仲間だから…」
自民党の萩生田光一幹事長代行(62)は一昨年の総選挙で、立憲民主党の候補者に辛うじて勝利した。その差はわずか数千票。そこで今回、新党「中道改革連合」の野田佳彦共同代表(68)は雪辱を果たすべく“秘策”を講じたという。
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公明票は各選挙区、平均で1万~2万票あるといわれている。仮に1万票が中道の候補に流れれば、自民党の現職がいる最大37選挙区で逆転が起こり得るという。中でも注目を集めているのが東京24区だ。
「前回、萩生田氏は裏金問題で自民党非公認となり、24区から無所属で出馬。立民の有田芳生・前衆議院議員(73)に約7500票差まで詰められました。24区は創価大などがある学会の聖地・八王子市の大部分。公明票は他より多く、3.5万票程度だともいわれています。その4分の1でも有田氏に乗っていたら萩生田氏は落選していました」(政治部デスク)
非公認ながらも裏で公明の支援を得たとされる萩生田氏。だが、中道の結成でその票が見込めなくなる。
「公明票が完全に中道の候補に回れば、萩生田氏に勝ち目はありません。しかし、24区には公明票が簡単に動かない事情がありました。というのも、中道の公認予定だった有田氏はジャーナリストとして統一教会問題だけではなく、公明党・創価学会の問題も扱ってきましたからね。公明や学会から受けが悪いんです」(同)
萩生田氏はこの一点に望みを託していた。だが1月21日、その希望が打ち砕かれる。有田氏が会見を開き、24区からの出馬を断念して中道の比例単独に回ると明らかにしたのである。
「唐突な話」
有田氏本人が言う。
「18日の午後に党執行部から“比例に回ってほしい”と打診された時はかなり驚きました。こちらはポスターも掲示板も街宣車も、全部準備を進めている段階でしたから。唐突な話だったので、その場では“ちょっとよく分かりません”と伝えた上で“無所属で立候補する可能性も含めて、まだ決め切れません”と正直に話しました」
翌日、有田氏は野田共同代表と面談。野田氏から、
「統一教会の問題を政治とカネの問題と並べて、争点にしたい。全国で統一教会批判の仕事をしてほしい」
と、言われたという。
「こちらも組織の一員。党の方針に従うしかない。もし自分が無所属で出て、中道候補の細貝悠さん(32)と萩生田さんと三つどもえで戦うことになれば、票が割れて一番喜ぶのは萩生田さん。それは避けたかった」(有田氏)
そしてこう明かす。
「2年前に選挙に出た時、創価学会の幹部に直接聞いたんですが、僕が30代で書いた『現代公明党論』は、“昔のことだから問題ない”と。むしろ、現場の学会の方々が気にしていたのは、ジャーナリストの乙骨正生さんが発行人を務めた『フォーラム21』との関係だったみたいです」
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