想定以上の「高市旋風」で“有名裏金議員”も当選圏内に 前回落選の下村氏は「優勢」「3万の公明票喪失」で絶望視されていた萩生田氏や丸川氏も「接戦」に
〈自維300議席超うかがう〉(朝日新聞)。〈自維300議席超す勢い〉(産経新聞)。大手紙が衆院選の中盤情勢で、想定をはるかに上回る与党圧勝の勢いとの調査結果を報じている。当初、当選が厳しいと囁かれていた”裏金議員”たちの陰鬱を吹き飛ばすほどの、「高市大旋風」が吹き荒れているようだ。
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産経は〈憲法改正発議に必要な3分の2を超える勢い〉
2月2日、朝日は〈自民党は単独で過半数(233議席)を大きく上回る勢い〉、〈日本維新の会とあわせて与党として300議席超をうかがう〉と報道。中道改革連合はふるわず、公示前勢力(167議席)から半減する可能性があり、国民民主党はほぼ横ばいで参政党、チームみらいが躍進とも伝えた。
3日の産経はそれ以上の与党圧勝という予想だ。〈憲法改正発議に必要な3分の2(310議席)を超える勢い〉。中道は優勢の選挙区が20にも届いておらず、公示前議席から半減、国民は公示前の27議席が厳しい状況と予想。参政党とチームみらいが躍進する一方、共産党、れいわ新選組、減税日本・ゆうこく連合などは後退する公算が大きいとした。
いずれも当初をはるかに上回る与党優位の予想だ。
「『私が総理でいいか決めてもらう』と国民に訴えて衆議院を解散した高市総理は、マスコミから一様に『大義なき解散』と批判されましたが、国民の多くが批判を意に介さず、もろ手をあげて支持している様子がうかがえます。解散後、『週刊文春』が旧統一教会の内部文書『TM文書』で高市総理の名前が32回も登場し、統一教会が高市総理のパーティー券を購入していたという新疑惑も報じましたが、まったく響いている様子がない」(大手政治部記者)
2月1日、高市総理が選挙戦中最後となるNHK『日曜討論』を腕の負傷を理由に欠席したことについて、“疑惑をかわすために仮病を持ち出して逃げた”とする批判も一部で上がっていたが、
「これも逆風にはなっていません。高市氏の個別の政策を支持しているというよりも、無党派層を中心に“頑張っている高市さんを応援しよう”という大きな流れができつつある。ネチネチしていた印象のあった石破政権への反動もあるのでしょう」(同)
中道は「ネーミングが悪すぎた」
一方、立憲民主党と公明党が合併によって発足したばかりの中道改革連合が浸透していないことがはっきりしてきた。
「やはりネーミングが悪すぎた。『中道』という聞き慣れない言葉をいきなり掲げられても、何がしたいのかわからないという反応が多い」(政治部デスク)
大手紙の予測からうかがえるのは、公明票がフル稼働していない状況だ。当初、各選挙区には自民候補を支えていた1~2万票の公明票が存在し、それがそのまま中道に流れれば倍の2~4万票差が生じて、前回の結果がオセロのように覆っていくという予想があったが、
「地方の公明議員たちはこれまで立憲とバチバチの争いを繰り広げてきたし、そのために自民とも協力してきた。来年春の統一地方選ではこれまで通り立憲相手と戦わなければならない。いきなり立憲と手を組み、自民と手を切れと言われても、土台無理なのです」(同)
高市旋風の凄まじさは2024年の衆院選で、国民から猛批判を浴びた”裏金議員”たちをも窮地から救っているところだ。
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