「真冬の総選挙」で“創価学会の女性部”がカギを握る理由…自民は「風まかせの空中戦」、中道は「組織票だのみの地上戦」という“ねじれ選挙”の驚くべき結末

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 第1回【高市自民に「単独過半数」報道も、衆院解散は5割以上が「評価しない」のナゾ…高市首相の信任を問う選挙に「予算855億円」を注ぎ込む価値はあるか】からの続き──。産経新聞とフジテレビ系列のニュースネットワークFNNは1月24日と25日に世論調査を実施。2月8日に投開票が行われる衆院選の比例代表で「中道改革連合」に投票するとの回答は10・3%だったと報じた。(全2回の第2回)

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 テレビ朝日系列のニュースネットワークANNも同じ24日と25日に世論調査を行い、比例で中道に投票するとの回答は15%だったと報じた。

 読売新聞は23日から25日まで世論調査を実施し、比例で中道に投票するとの回答は9%だったと報じた。担当記者が言う。

「マスコミ各社の世論調査を伝える記事に目を通し、『今のところ比例で自民に投票する有権者は3割、中道は1割』と理解した読者も多かったかもしれません。ちなみに2025年6月、石破茂内閣の時に読売新聞が実施した世論調査を見ると、比例は旧立憲民主党に投票するとの回答は11%、旧公明党に投票するとの回答は5%でした。単純に足すと16%で、先の調査と比べると7%の減少です。中道は無党派層の支持を得られていないとの分析があり、23日から25日にかけて実施された読売の世論調査はその傾向を裏付けている可能性があります」

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「事前にどれほど精密な世論調査を実施しても、選挙は蓋を開けなければ分からないものです」と釘を刺す。

「とはいえ、高市さんの人気を追い風に比例区で自民の得票が伸びるのは確実でしょう。その一方で小選挙区は分かりません。私は中道が自民を相手に接戦に持ち込む可能性はあると考えています。なぜなら自民は初めて“高市さん人気の空中戦”で衆院選を戦うからです。確かに旧立民では厳しい選挙戦になっている候補者も少なくないとは思います。しかしながら旧立民と旧公明の持つ組織票をしっかり固めることに成功すれば、『自民と維新の一方的勝利で中道は大敗』という結果は免れることができるはずなのです」

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