「高市早苗」首相は女性活躍のロールモデルとなるか…若年層から圧倒的に支持される「波瀾万丈のストーリー」と「安倍政権下での働き」

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若い女性は高市支持

《皇位継承を男系に限定すべきだと主張しているほか、夫婦が別姓を選択できるようにするため19世紀制定の法律を改正することにも反対している》

 AP通信の記事で興味深いのは、高市氏は「保守派」で「フェミニストの支持を広く集められていない」と指摘している点だ。

 デイリー新潮も2025年10月、「自民党『初の女性総裁』誕生に“女性が眉をひそめる”のはナゼか…『高市早苗氏』に批判的な声が上がる理由を『女性活躍推進委員会の元理事』が解説」との記事で、この問題を取り上げた。

 だが、マスコミ各社の世論調査で、高市内閣の支持率は常に高い。特に若い有権者から支持を集めていることは注目を集めており、産経新聞(電子版)は2025年12月、「高市内閣、18~29歳の支持率92% 若者世代で圧倒人気…全世代65%超 政策も好感」との記事を配信した。担当記者が言う。

「ネット上でも若い有権者が高市さんを強く支持していることが話題になっています。Xには世論調査のデータを分析し、『若年層の投票率が上がり、高齢者の投票率が下がれば、高市自民党は大勝を収めるのではないか』と予想する投稿が散見されるほどです。さらにマスコミ各社の世論調査では『高市首相を支持する有権者に性別の偏りはない』ことが明らかになっています」

高市首相の“人生”に興味を持つ若年層

 つまり若年層の有権者は女性も高市さんを積極的に支持しているわけだ。

 ネット世論に詳しいITジャーナリストの井上トシユキ氏は「若い有権者は『高市さんはフェミニズム的な思想から自由だ』と受け止めており、だからこそ支持しているのではないでしょうか」と言う。

「若い有権者にとって高市首相の性別は関係なく、日本のトップとして“理想の働き方”をシンプルに体現していると受け止めているのです。それこそ若年層のロールモデルになるかもしれません。注目したいのはテレビ局が配信する『高市首相の人生を簡単にまとめて紹介するニュース動画』です。各局の動画は軒並み100万とか200万の再生回数を記録しています。改めて視聴すると、高市さんの人生は波瀾万丈でストーリー性が豊かだと痛感します。世襲議員ではないこともドラマ性を際立たせています」

 普通の大学生が松下政経塾に進み、その時の先輩の一人が野田佳彦氏。渡米して下院議員の事務所に勤務。帰国すると最初にテレビの世界で注目を集める──。

「高市さんの人生では何度も彼女のお父さんが登場し、娘が選挙に挑戦するという決断を応援したり、資金を援助したりします。このように高市さんには家族の良いエピソードが多く、これは『絆』を重視するZ世代(1990年代後半から2010年代前半生まれ)に刺さったはずです」(同・井上氏)

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