“政治との距離”懸念もある「NHK新会長」 ネクタイを頭に巻いて「波乗りジョニー」を熱唱する意外な素顔
NHKの自主・自律
その一方で、こんな声も。
「東日本大震災の発生時、井上さんは報道局のナンバー2にあたる編集主幹でした。立場上当然のことですが、後日、“自分が震災報道を仕切った”とことさら口にし、発生当時放映中だった国会中継から震災報道に切り替えた判断を手柄のように言うこともありました」(報道局関係者)
結果、14年に理事となり、その後は関連会社などを経て23年、副会長に。今回トップに上り詰めたわけである。とはいえ目下、受信料収入は減り続け、肝心の「NHK ONE」の普及も見通せない。立教大学社会学部の砂川浩慶教授が言う。
「井上さんは会見で『NHKの自主・自律』と言っていましたが、この18年間、実質的に政権が選んだ外部出身者が会長になってきました。本当に自主・自律を貫けるのか疑問です」



