なぜ容疑者は“バーの壁”に女性看護師(28)の遺体を隠したのか? 犯罪心理学者が“猟奇的”でも“用意周到”でもなく「よくいるタイプの犯人像」と断じる理由
空気清浄機の象徴性
とにかく遺体を屋外に運び出し、それからどうするか考える──なぜ、そう判断しなかったのか訝る読者も多いだろう。だが、やはり簡単にはいかないようだ。
「容疑者にとっては、遺体を外に出すことが恐ろしかったはずです。もし誰かに見つかったら一巻の終わりです。途方に暮れた結果、とにかく自分が働くバーの壁に隠すのが精一杯だったのではないでしょうか。計画性がないので後は全て後手に回ります。『突然に4、5台の空気清浄機が店内で稼働した』と報じられていますが、これが事実だとしたら、まさに計画性のなさを象徴していると考えられます。こうした容疑者像は全く珍しいものではありません。むしろ“普通の殺人事件”では、よくいるタイプだと言えます」(同・出口教授)
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