せっかくの支援団体は「ごくちゅうの恋」が原因で解散…「頂き女子りりちゃん」事件の唐突かつ“喜劇的なエンディング”とは

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億単位の収入

 実のところ、被害を受けても警察・検察に申告あるいは告発しなかった男性も多い。というのも、りりちゃんがマニュアルで公表した収入は2019年から2023年までの5年間で、少なくとも3億円、最大4億円はあると見込まれるからだ。起訴状に記載された金額はその半分程度に過ぎないし、他に目立った告発もない。警察・検察に申告しなかった人のほうが多い、ということになる。

 一方的な推測だが、こうした人たちは、(1)詐取されたことを恥だと思って申し出ない(または家族・職場に知られたくない)、(2)詐取されたのは自己責任だと考えている(または自分もいい思いをしたのだから仕方がない)、(3)恋愛感情がまだ残っている(または彼女との想い出を大切にしたい)という三つの感情のいずれかを抱いているのではないかと思う。

 彼らをして、「思う壺に嵌まっている」とか「マインドコントロール下にある」というのは容易い。裏を返せば、彼女のメソッドがそれほどまでに良くできている、ということだ。愛の言葉を操る詐欺師として「第一級」だったのである。

 ところが、である。驚いたことに第一級の“愛の詐欺師”であったはずのりりちゃんが、刑務所に入ってまもなく、彼女を上回ると思われる存在に遭遇し、いとも簡単に籠絡されてしまう。そのことが明らかになったのは、「りりちゃんはごくちゅうです」から発信された、合同会社いぬわんの解散を告知する2025年4月1日付けのXへの投稿である。一部を引用する。

「うれしい 愛 感じる」

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 Wさん(注・原文ではりりちゃんの実名)の起こした詐欺事件の被害者のために設立した合同会社いぬわんは令和7年7月末日までに解散する予定です。

 合同会社いぬわんを解散することになった経緯について説明します。

 発端は合同会社社員草下のもとに2024年8月30日に届いたWさんの手紙でした。
以下、一部内容を抜粋します。

 あのね、さっき弁護士先生にきいたら簡単にリコンできないって言われちゃった(篠原注・彼女は2020年頃ベトナム人と結婚している。むろんこれは偽装であり金銭と引き換えであると思われる)。けど、結婚してもいいかなあ。……ヤクザとか半グレじゃないの。サカヅキしてないの。……~~会の~~一家の人なの。8月からずっとやりとりしててー。求婚されてるの。

 表社会にいきたいって。足あらいたくてキッカケがなくてって、言ってた。今の、トクサギとか、タタキとか、そーゆーしくみつくっちゃった人なの。頭よくてー。M(りりちゃんの本名、下の名前)のことすごくかわいがってくれるの。……指は全部あるし、両うでくびまでいれずみあるの。

 いつもね70ページくらい便せんにお話かいて、送ってくれるの。(笑) 写真もたくさんくれるの。シャブのカタマリとかw チャカ?とか、なんか、ヤバイのもだけどw 弟くんとの2ショットとか、他の組の人との写真とか…。Mは うれしい 愛 感じる Mのお金目当てじゃないの、うれしい。

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