箱根駅伝で「東大リレー」を実現させた秋吉拓真選手 “最後の箱根”の先に見据える驚きの“二刀流”進路
2025年も残りわずかとなったが、新たな年の訪れとともに、20校21チームのランナーが往復217.1kmの難関に挑む箱根駅伝が幕を開ける。
25年1月に行われた前回大会で、学生連合の一員として8区を区間7位で激走し、古川大晃選手(当時、東大大学院・博士4年)との「東大リレー」も話題を呼んだ東京大学の秋吉拓真選手(あきよし・たくま/4年)も、自身2度目で最後の箱根路に向けて、静かな闘志を燃やしている。入学時は周囲との実力差に絶望を味わうも、地道に実力を伸ばした大学時代を振り返ってもらった。...

