29歳で箱根駅伝に出場した「東大院生」の浪人時代…「1日10時間の猛勉強を支えた息抜きが毎晩のランニングでした」

スポーツ

  • ブックマーク

 34年ぶりの東京開催で大盛況に終わった世界陸上が終わり、今年も学生駅伝のシーズンが幕を開けようとしている。昨シーズンは國學院大の2冠達成や、青山学院大の箱根駅伝連覇などのさまざまな名シーンが生まれたが、その一つが関東学生連合の一員として箱根路に挑んだ古川大晃(ふるかわ・ひろあき)選手の活躍だろう。東京大学大学院博士課程に通いながら、29歳にして箱根駅伝出場の夢を実現し、4月からは京都工芸繊維大学の特任助教として活躍を続ける古川氏に、勉強と陸上競技を両立する秘訣を伺った(全3回のうち第1回)。...

つづきを読む