31歳になられた「佳子さま」に“ある変化” 「眞子さんの結婚に懐疑的に」「秋篠宮家への厳しい声に心を痛められ…」
警視総監経験者が
しかし、一方で、大きな変化もあったという。
「佳子さまは、姉の眞子さんとは今でも頻繁に連絡を取り合っておられますが、小室さんとの結婚は国民に祝福されることなく、その結果、夫婦の動向は今も好奇の目にさらされている。さらには、皇室の儀式を経なかったこともあり、陛下が2022年2月のお誕生日会見で“多くの方に心配をおかけすることになったことを心苦しく思っています”と、異例の言及をなさるに至ったのです」
結果的に陛下のお心まで煩わせてしまったわけで、
「そのような結婚を現在、佳子さまは懐疑的に捉えておられ、“私の時は国民に納得してもらえる結婚でなければ”と、内親王というお立場の重みを実感されているご様子がうかがえます」
肝心のお相手選びについても、
「眞子さん任せにしていた前回の“教訓”から、両殿下だけでなく佳子さまも、お相手選びには慎重になられています。小室さんの時には一切行われなかった“身体検査”についても今後は、共に警視総監経験者である西村泰彦宮内庁長官(当時)と吉田尚正・皇嗣職大夫の人脈を駆使しつつ、お相手が浮上した際には万全の態勢でチェックを施す運びとなっています」
マイナスのイメージを払拭する
こうした「お立場の重み」を意識なさる姿勢は、次なる“変化”にも共通している。2025年の佳子さまがご公務に「超ご多忙」だったことは先に述べた通りだ。佳子さまは、実は2024年も国内外で134件のご公務に取り組まれたが、これはその前年より20件近くも多い数字だった。
6月のブラジル訪問の際には、あまりにお疲れになられたのか、現地での移動の飛行機の座席でお休みに。その「寝顔動画」が30代の日系ブラジル人女性に撮影され、現地で報道、SNSでも拡散されてしまうという受難に遭われた。
こうした積極的なご公務への姿勢の原因を分析しているのは、「週刊新潮」2025年5月29日号。この中で、さる宮内庁関係者が述べている。
「(佳子さまは)眞子さんから引き継がれたご公務のほか、手話や障害者との交流などといったライフワークの活動も継続され、愛子さまとともに女性皇族の中で際立つ存在感を見せておられます。佳子さまご自身、いまはご結婚よりもご公務を優先なさっている印象で、何かご心境に変化があったのではといわれています」
そのご心中についてはこう推察する。
「秋篠宮家に対する世間の厳しい声について、佳子さまが心を痛めておられるのは事実です。ご公務に励まれることで、結果的に“秋篠宮家に対するマイナスのイメージを払拭する一助になれば”との思いを秘められているのではないでしょうか」
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