神田伯山を追い抜いて真打昇進 “生涯をかけて講談の面白さを伝えていきたい”と誓う「期待の星」の素顔

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「正直、早いなあと」

 ここ数年、お茶の間でも目にする機会が増えた講談師。次世代を担う“期待の星”と目される田辺いちかが、来秋に真打昇進を果たすことになった。

「まだ二つ目で修業したかったので、正直、早いなあと思いました。でも、入門時期が遅いことを考えると年齢的にも、いまがいい時期なのかもしれません」

 とご本人は感慨深い様子。講談界で一、二を争う売れっ子の神田伯山ですら、真打昇進は入門から13年を要した。その点、いちかは伯山より1年も早く一人前と認められた格好だ。...

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