元宝塚娘役が「この人と結婚する」とビビッときた“7歳年上男性”とは? 初対面では「相手にされないと思った」
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、11月3日に入籍した、元宝塚歌劇団・宙組でミュージカル俳優の咲花莉帆さん(36)と、コピーライターの石川北斗さん(43)だ。
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3~4カ月会えないことも
2016年9月、共通の知人の女性写真家が主催した、計6人での食事会が初対面の場。事前に設定された席順で二人は向かい合った。北斗さんはおしゃれなシャツとパンツといういでたち。莉帆さんは「おしゃれ過ぎ。相手にされないだろうな」と思い、北斗さんは彼女を「キレイな人」と感じた。共通の知人は「二人が合いそうでくっつけたかった」と後に明かしたという。
数日後、北斗さんからLINEで連絡が。食事会で話題に上った公開中の映画「君の名は。」を「一緒に見に行きませんか」。二人での映画にハードルを感じた彼女の提案で食事へ行った。莉帆さんは「なんで私を誘うんだろう」と考えたが、食事中には「多分この人と結婚する」とビビッときた。「お付き合いできれば」と願い、結婚までは思い至らなかった彼の気持ちを一気に飛び越えた。
その後も「君の名は。」鑑賞を含め、デートを重ねること5回。「交際打診はまだかしら」と考えていた莉帆さんに対し、11月3日の6度目のデートで彼は帰路、ようやく「お付き合いしていただけませんか」と告げ、交際がスタートした。
12月にはディズニーランドへ。実は莉帆さん、以前に女友達と何度か訪れて、「いつかは男の人と一緒に来ようね」と誓い合っており、ようやく夢がかなった。
二人は美術品にも関心が高い。上野で天目茶碗の最高峰「曜変天目茶碗」が展示されると聞いて出かけるも、展示はすでに終了。後日、次なる展示先に出向いたが、また展示が終了していたという笑い話もあった。
互いの仕事の忙しさから泊まり旅行が難しく、早朝のはとバスに乗って日光へ赴き、夜遅くに帰ってきたことも。またコロナ禍の最中は、舞台やその稽古を優先する莉帆さんの仕事柄、3~4カ月会えないこともザラだったという。
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